前立腺マッサージ

前立腺 がん マッサージ

前立腺がんの予防に、マッサージが有効とされますが、いったい前立腺がんとはどのようなものでしょうか?

前立腺がんの病期は、前立腺がんの進行具合により以下のように分類されます。

病期(ステージ)分類
病期分類。がんの「進行度(広がり)」を大きくA・B・C・Dの四段階に分ける分類方法です。超音波検査やCTやMRI検査などからがんの広がりを総合的に判断して決定します。

病期(ステージ)A
症状はまったくなく、検査をしてもみつからない微小がんです。このまま成長しないタイプをA1、臨床がんに進むタイプをB2と区別します。

病期(ステージ)B
微小がんがある程度の大きさになった早期がんの段階。まだ前立腺内部にとどまっている状態です。がんが前立腺の左右どちらか一方にある場合をB1、両方にある場合をB2と区別します。

病期(ステージ)C
前立腺の外側にまで広がった段階。前立腺の表面がかたくゴツゴツした感触があります。

病期(ステージ)D
Cの段階がさらに進んだ進行がんです。他の臓器にも転移している段階で、足や腰の痛みなどの症状が加わります。最も転移しやすいのは、骨盤の内側のリンパ節や骨です。

また、前立腺がんは、前立腺の腺細胞ががん化したもので、前立腺肥大症と同様に中高年の男性に注意すべき前立腺の病気のひとつです。

前立腺がんは欧米に多く、アメリカでは患者数1位、死亡者数2位がこの前立腺がんですが、近年日本でも食生活の欧米化(動物性脂肪を多く接種する)にともない増加傾向にあります。

前立腺がんの発生には男性ホルモンが深く関与しており、加齢によるホルモンバランスの変化が影響しているものと考えられています。

前立腺がんは主に外腺(辺縁領域)に発生し、他の臓器のがんとは異なり、進行が遅いため、早期に発見できれば、ほかのがんに比べて治りやすいがんであるといえます。

しかし、初期には自覚症状がほとんどないため、発見が遅れることが多く、進行すると最終的には骨やほかの臓器にまで転移することがあるため、早期に発見し、適切な治療を行うことが非常に重要となります。

 

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